大型スクーター

ここではオートバイの話をしたいと思います。

まずは何からですか?

免許の話から始めたいと思います。

私が免許を取得した時は4種類(原付・小型・中型・限定解除)でしたがいまは7種類もあるんですね。まずは下を見て下さい。

運転免許

今は車と同じように自ら変速させないバイクに限定した、AT限定免許が各排気量ごと(小型・中型・大型)にあり7種類に分類されてます。(2020年5月現在)
※ 令和元年12月までは大型AT限定免許は650ccまでの制限がありましたが現在は上限なしになております。

管理人さんのバイクはどの免許で乗れるんですか?

250ccのスクータですので、中型AT限定以上の免許があれば乗る事ができますね。

バイクにも車みたいに排気量によって区分や規制はあるんですか?

車よりも細かく排気量によって通行制限や運転制限があります。

次はその規制に関する話をしますね。以下を見て下さい。

規制

道路運送車両法上では、50cc以下を原付一種、51cc~125cc以下を原付二種、125cc~250ccを軽二輪、それ以上を小型二輪と区別し、道路交通法では50cc以下を原付、51cc~400cc以下を普通自動二輪、それ以上を大型自動二輪と区別しているそうです。


各排気量での規制は
(1) 50cc以下のオートバイでは

  • 法定速度は30km/hまでです。
  • 二人乗りと高速道路通行が禁止されてます。
  • 交通整備が行われてる交差点で条件を満たす時に二段階右折の義務が発生します。
  • 駐車は自転車と同じ駐輪場に停められます。

(2) 51cc以上のオートバイになると

  • 法定速度が60km/hまでにUpします。
  • 二人乗りが認められます(条件あり)
  • 駐車は駐輪場ではなく駐車場となります(場所によっては125ccまで駐車可能な駐輪場もあります)

(3)   150cc以上のオートバイからは

  • 高速道路通行が認められます。

(4) 400cc以上のオートバイでは

  • この排気量から車検制度が適用されます。

このように排気量でいろいろ制限があります。

高速道路通行を考えているなら150cc以上を維持費を安く考えているなら250cc以下がお勧めですね。

また、125ccまでは車の任意保険でファミリーバイク特約が利用可能です。保険代を安く済ませる事も可能ですね。

タイトルにある50代で初めて経験した事はなんですか?

50cc以上のスクーターに乗るのが初めてです。

今は中型普通二輪免許取得時の講習で乗るそうですが、私が取得した時はありませんでしたので。

次にその装備です。

昔は有りませんでした装備が今のバイクにあり最初はチョット間取りましたね。

250ccスクータ紹介

愛車はヤマハのマジェスティ250YABSです。
全長2140mm・重量178kgと400cc並みの大きさがあります。

驚きの装備

(1)エンジン始動
誤発進防止機能が付いてます。
エンジンを始動させるにはサイドスタンドを起こした状態でハンドブレーキ(後輪)を掛けてないと始動しません(センタースタンドは後輪が浮きますので掛けた状態でも始動します)
最初は解らずなかなかエンジンをかけることが出来ませんでした。

(2)セキュリティ
キーシリンダー(鍵を挿す所)に悪戯および盗難防止のためシャッターがついてます。
開閉は車の様にリモコンキーで操作出来ますしキー自体を使ってマニュアルでも開閉出来ます。

しかも、シリンダー周辺にLEDライトがついてますのでOPEN時には点灯し、更にOPEN時に2回、CLOSE時に1回ウインカーが点滅します。(まさに車と同じ動作!)

(3)収納
とにかくシートの下スペースがひろい!
フルフェイスのヘルメットが2入って更に荷物が収まります。
(ヘルメットを店内に持って行かずにすみますし、バイクに置いておいても悪戯される心配もないので、嬉しい装備です)

(4)パーキングブレーキ
左ハンドルにレバーがあり後輪をロックさせることが可能です。
ギア付きバイクはハンドルから両手を放してもフットブレーキ(後輪)で車体を停車させる事ができましたが、スクーターでは前後ともハンドブレーキなので、50ccスクータ同様に足で踏ん張るしか出来ないかと思っていました。

(5)ABS
今は標準装備が義務付けられているようですが、当時(昭和後期~平成初期)には、まだ車の採用すら少なかった機能がオートバイに装備されている事には驚きです。
(実際に作動させてみましたが、当然ですが車の様な動きで感動でした)

以上が私がこの歳になって初めて経験した事です。

オートバイも昔に比べたら随分進歩したんですね。

驚きと戸惑いがいっぱいでした。

これから150cc以上のスクーターに乗ろうと思っている方の参考になれば嬉しい限りです。