FX

ここではFX(外国為替取引)について説明していきます。

少額投資の項目で3大投資(株・FX・仮想通貨)について比較しながら説明しましたが、おさらいで再度、説明します。

FX(外国為替取引)概要

  • 外国為替取引と呼ばれている通り、各国の通貨を売買して取引します。
  • 取引時間は土日を除く平日24時間(日本時間で月曜日の朝から土曜日の朝まで)市場が開いております。
  • 必要資金は南アフリカの『ランド』取引で、2020年5月22日現在1Lots(1,000通貨)600円で購入可能です。(取引する通貨価格で異なります)
  • 手数料は口座を開設する取引所で異なりますが売買差額(スプレット)で支払われます。
  • 売買して利益を得る以外に日本との金利差で、毎日スワップポイントとして差額分が利息の様に支払ます。(日本より購入した国の通貨が高い場合で、逆の場合は毎日差額分がマイナスとなってしまいますので注意が必要です)
  • 一日の変動は株式よりは大きいですが、特別なイベント等が発生しない限りは平均的な幅での変動だと思います。
  • 為替の変動は経済指数が重要なカギとなりますので、世界状況に注意が必要です。
  • 余剰金がマイナスになった場合は『ロスカット』と称し、口座金額がゼロとなってしまいますので、ある程度の口座残高は必要と考えます。
  • また、世界が注目するイベント(アメリカ大統領選挙、イギリスEU離脱等)時は一日の変動が大きいため、ロスカットの可能性が高く注意が必要です。

以上がFXの特徴です。このページでは自動売買について詳しく説明したいと思います。

FXを売買するにはチャートを見ながらリアルタイムで売買する裁量トレードとプログラムを稼働させ自動に売買する自動売買の二通りがあります。

どちらが良いのかな?

ひとそれぞれですが、私は下記経緯で裁量トレードから始め今は自動売買をしています。

自動売買に至った経緯

  • 最初は帰宅後の21時頃から24時まで常にチャートとにらめっこして裁量トレードを実施
    (毎日3時間費やした割には利益につながる事が少なかった)
  • 感情に左右され利益が少なく、損失が多くなってしまった。
  • その後、FXチャートソフトのアラーム機能を利用しチャートを常時見なくても売買可能に。
    (チャートのにらめっこする時間、感情に左右される事は少なくなったが売買チャンスが余りなかった)
  • 私が判断できるチャートの動きが19時頃や朝方に2時にチャンスが多くある事に気づく
    (ロンドン・アメリカ市場のOPEN、CLOSE時のタイミングでの動きが初心者には判り易い)
  • 帰宅途中や就寝でチャンスを逃し損失が重なる。
    (売り買いしていても決算時期を逃す場面も多くなってきた)
  • MT4で自動売買プログラム(EA)が利用可能な取引所の口座開設。
    (自動売買を決断)
  • 独学でデモ口座を利用し自動売買プログラムを自作・評価。
  • 基本プログラムが出来たところで、実講座にて自動売買プログラムによるトレード開始
  • 平日は自動プログラム任せのトレードに変更し週末のみプログラム修正作業(週末副業
  • 自作から3年経過の2020年やっと自作プログラムで月々利益が重なるようになる。

次に自動売買について説明します。

自動売買(シストレ)の種類

 

基本下記4種類があり、MT4の自作EA以外は取引会社で用意されているものを選んで利用する事で自動売買が可能になります。

私の様にいろいろ設定を変えたい方は、MT4か設定型が良いかもしれません。FX自体が初めての方は選択型が無難かと思います。
個人的にはFX取引の醍醐味をまず知って頂くためにも裁量トレードからをお勧めしますが、投資が目的な方には、いきなり自動売買(シストレ)から始めても利益を得る事は出来ると思います。

自動売買メリット・デメリット

メリット

  • 拘束時間がなく(チャートに張り付く必要がない)取引ができる
  • 24時間売買できる
  • 感情が入らなので一定ルールで取引ができる

デメリット

  • 最初の設定(選択)を決めるのが難しい
  • 相場の変化を見極められない
  • 相場の急な変化に対応しづらい

私はこのメリットに魅かれ自動売買を始めました。また、このデメリットを補うためMT4を利用した自作のプログラムで運用し、自動でトレードした取引を手動で決算したり、裁量トレードと併用する事が出来る様にしております。

準備するもの

自動売買は基本的に口座を作り、取引会社のソフトにアクセスできる通信端末(パソコン・タブレット・スマホ等)があれば利用可能です。設定(選択)したあとは取引会社のサーバーが24時間自動に売買してくれます。(例外もありますのでご注意下さい)

しかし、MT4を利用した自動売買では利用者独自がサーバー、およびパソコンにMT4ソフトをインストールし24時間稼働させなければいけません。(ソフトが停まっている時は自動売買は行いません)

私はMT4を利用しております。運用は下記方法で行っております。

普段使用しているパソコンにMT4ソフトをインストールし、そのまま24時間稼働させても良いのですが通信環境(インターネット・Wi-fi)が途切れても売買が出来なくなってしまいます。また、初期投資・運用費を極力安くしたいためレンタルサーバーの利用はせず、MT4自動売買専用にスティックPCと家庭用無停電化電源(UPS)を別に用意(購入当時の価格で2万円以下)し家庭用サーバーを構築し利用しております。まお家庭用サーバの詳細は外部サイトのブログ家庭で手軽にFX自動売買サーバーを構築に記載しておりますので参照して見て下さい。

まとめ

私は裁量トレードでFXを初めてから4年程度経ちます。損切が上手く行かづ2回ほどのロスカットにあいましたが、その間分析ツールを含むチャートの読み方、経済指標での相場の動き方等を実践を交え勉強する事ができました。現在はその知識をもとにMT4による自動売買プログラムを自作し運用しております。(たまに裁量トレードにも挑戦しておりますが・・・)

FXトレードではリアルタイムに相場を読み売買する方法、時間が取れる時にジックリ相場を分析し売買する方法に判れると思います。私は裁量トレード期間中に休日にジックリ時間を作って相場およびプログラムを分析するほうが性に合っていることを感じ現在の自動売買を選びました。

見なさんも自分のトレード方法がどのタイプにあっているか模索しながらFX取引を始めて見てはいかがでしょうか。なお、MT4での自動売買は別サイトブログ_FX自動売買に準備から月々の結果を載せておりますので、興味が御座いましたらこちらも覗いて見て下さい。

本日はお付き合い頂きありがとうございました。