定年まで10年を過ぎ何をすべきか?_第一回 先輩方をみて

50代になり定年(60歳)までのカウントダウンがついに始まってしまいました。
社会人1年生の当初は、まだまだ先の事で長いな~と感じておりましたが、いつしか半分を過ぎ、ついにカウントダウンが始まる年齢になってしましました。

社会人になった平成の初めは、今では当たり前の様になっている『週休二日』もまだ殆どの企業が導入しておらず、ましては60歳定年、再雇用との形で65歳まで働き続ける制度もありませんでした。

自分が定年後の状態を今から考え、まず再雇用された場合、実際に雇用者を抱えた現状をみて自分が何をしなければいけないか気づいた事をここに書いて行こうかと考えます。

第一回は、現在再雇用で働いている先輩方をみて感じる事は?

私の会社は製造業です。今まで数人60歳定年を過ぎても働いている先輩方がおります。
現役の肩書も主任、課長、部長と様々です。この先輩方を見て感じた事は

当然ながら現役時代に自分より上の管理職だった方を、定年を迎えられた次の日から突然部下に持つ事は非常に気まずい状態で仕事をしなくてはいけません。そのため、その方が再雇用でも同じ役職につかれても下の者が昇進できなく会社全体の士気が下がってしまいます。

⇒ ここでは役職者でも元部下の扱い易い社員に成れるかがポイントと考えます。
仕事を部下に押し付けづ日々一緒になって行って行くことで信頼関係が築けるのではないかと考えます。

新しい技術の製品にはたづさわれない

会社としては時代に合わせて常に新しい商品、それに伴い新しい商品を製造していくものです。
それに伴い新しい手法、新しい機械等を導入していきますが、当然ながらたづさわるのは現役社員の方が優先順位は高く、後ろが見えている方へは投資する方は少ないはずです。

⇒ この状態では逆に今まで携わっていた仕事が手薄になるはずです。その仕事に嫌がらずに従事できるかがポイントと考えます。

仕事はえらない!

前項同様、与えられる仕事は限定的なものとなり、決して現役時代のような華やかな仕事とは限りません。逆にみんなが嫌がり人手が不足している仕事に需要があります。

⇒ 与えられた仕事は臨機応変に何でもこなす事がここでのポイントと考えます。

まとめ

以上の事から、これから再雇用のために準備するには下記3点を今から心がけることが必要と考えます。

  • 部下に使われる人材となるべく信頼関係を持つ。
  • 現在自分が行っている仕事のスペシャリストになる。
  • 雑用から高度な仕事まで何でもこなせる知識、技術を持つ。

今回は以上となります。次回は再雇用第二弾をお伝えしたいと考えております。


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